所長、嶋津さん、マニエラ建築設計事務所の皆さん、オープンデスク生としては長い間お世話になりました。
私は、設計事務所の雰囲気、現場、打ち合わせなど建築が建つプロセスを知りたくてオープンデスクに参加しました。
大学での設計は主に自分ひとりが行っていたのですが、実際には一人ではなく、施主、設計者、工務店、大工、職人など多くの人々が協力し合い、誰かが一人でも欠けてしまえば建築は完成しない、本当に多くの人々が協力し合って完成するものだと知りました。
全体の指揮を執る設計者は多方面に渡り知識が豊富でなければならないし、誰よりも信頼が厚くなければならない。そして誰よりも責任が大きく伴う。本当に大変な仕事だと感じました。
この一ヶ月で模型のレベルも上がりました。大学でもスタディー模型、プレゼン模型とたくさんの模型を作ってきましたが、同じ部材を何面も作りなおしたり細かいところも作ったりと大学で目指す模型の精度と設計事務所で目指す模型の精度の高さの違いを知りました。その分模型作りは大変でした。
しかしそのお陰で将来設計事務所に入る頃までに模型の精度を設計事務所が求め居ているレベルまで上げていかなければならない事を知る事が出来ました。
あと大学生活は1年半残っています。その間に設計事務所の皆さんに指摘されたところや、大学期間中でしか学べないものをとにかく学び、将来に繋げて行きたいと思います。
マニエラ建築設計事務所の皆様、長い間本当にありがとうございました。,