兵庫県西宮市の建築事務所:マニエラ建築事務所

OPEN DESK 体験レポート

岡山理科大学 工学部建築学科 M.Gさん2015.8.24~9.5
初日は現場見学と模型作業をしました。現場見学では普段見慣れない現場や大工の方々が使われている道具を見ることができてとても興味深かったです。模型作業では7×7×7キューブを作りました。カッターの入れ方、のりの貼り方について指摘がありました。2日間にわたってキューブを作ることになりました。基本中の基本のことですが、今まであまり意識していなかったのだと思い、今後学校の課題等気にしながら丁寧に作ろうと思いました。最後の2日間ではJWCADを教えていただきました。普段学校ではAutoCADを使っていたのでJWは初めて使ったのですが、丁寧に教えていただいたので少しですが使えるようになったかと思います。
短期間でいきなり参加させていただきましたが、事務所の方々はとても優しく楽しかったです。様々な現場を見学でき、模型を作り、初めてJWCADを使わせていただいたりと、とても充実した8日間でした。,
兵庫県立大学 環境人間学部環境人間学科 E.I2015.8.17~8.28
今回の実習でまず一番はじめに感じたことは、他大学の学生に比べてできないことが多いと思いました。自分の意識次第でできないことは克服できるし先にも進めるので、頑張らないといけないと思いました。実習中は現場に連れて行ってもらう機会も多く座学だけでは学べないことをたくさん見て感じることができました。これからの実習等で少しでも生かせたらと思います。実習中は模型を中心に取り組みましたが今までで一番丁寧に仕上がりました。CADも自分の中で曖昧だった部分が解消されてよかったです。最後に教わったスケッチアップとフォトショップもこれから使いこなしたいです。
実習を通し、プランの提案から変更を重ねて形にしていく様子を少しですが感じることができ、良い体験になりました。,
大阪工業大学 工学部建築学科 D.Oくん2015.8.17~8.28
私は今回インターンシップをきっかけに私の夢としている建築家の方々がどのような過程を経て住宅設計をしているのか、また事務所内での作業、現場での作業などを知りたいためにこのプログラムに参加いたしました。
二週間という期間で多くのことは出来ませんでしたが実施模型は模型作業時にあそこまで図面との整合性を確認しながら作業をするというのが初めてだったため新鮮味のあるものでした。また、現場見学ではRC造、S造、木造、鉄筋組みなどそれぞれ進行もバラバラだったために、どの現場もこなしているステップが異なり、違う視点で見ることができたのではないかと思います。プレカット工法によってあらかじめカットされている木材でも現場での調整の必要性や、木造やRC造での設備のための穴の作り過程の違い、また授業では習っていない細部の仕上げ方、設計者の工夫などや実施図面からでる多くの情報量が現場には集約されておりどの現場も魅力的なものでした。
実際の職場や現場に訪れることで多くのことを知れたかと思います、授業で扱っているようなスケールを扱う場面もあればさらにその数倍のスケール行われるやり取り、初めてみる住宅の実施図面にある多くの情報量にどこを見れば的確な情報を得ることが出来るのかすぐにはわかりませんでした。
最後にこのインターンを通して住宅設計の過程や面白さ、法規的なもの縛られながらもいかに納得のいくものにするのか、断片的ではありましたが大変多くのことを学ぶことができ良い経験になりました。,
成安造形大学 空間デザイン領域住環境デザインコース N.Iさん2015.2.9~3.6
私がマニエラにオープンデスクに参加した理由は、自分が将来建築のどの分野で働きたいかを定めたい、という想いからです。今回一ヶ月間行かせて頂いた間に、模型を3つ、現場見学には4つ行かせて頂きました。
模型製作では刃の進め方や、入れ方のアドバイスを頂きました。人に見せるにあたっての綺麗に模型を作る技術を教えて頂いたことはもちろんですが、仕事をする上でお施主さんに見せるには、図面ではなく模型が1番イメージが湧くものであり、より実際に施工される通りの綺麗な模型をつくる大切さを知ることができました。今回お施主さんの前で実際の位置決めや軒の出具合などを製作した模型を使って相談され、その時に模型のつくり直しをすることがあり、よりその意味を深く感じることができたと思います。私自身も図面を読み取り、形にしていくということは苦手でしたが、マニエラのスタッフの方々に優しく教えて頂き、どう施工工程が進められていくのか、住宅での人の動線の運び方、部屋の広さ、壁の厚み、窓の位置などを少しづつ摘み取りながらでも学ぶことができたと思っています。
現場見学では芦屋のコンクリート基礎工程、御影の現地調査、高槻の施工中の家、東灘区の地鎮祭に連れていって頂きました。現場見学は初めてでしたので、大学の教科書に載っていることを目の当たりにでき、実際に施工されている、建てられているという現実味を凄く感じることができたと思います。1つ1つの正確さ、おさまり、こだわり、そして多くの人のもとできている建築という仕事に対して素晴らしいものだと身に感じることができました。
オープンデスク生として今回運が良く、模型製作した物件の地鎮祭に連れていって頂き、お施主さんともお話させて頂き、見学以上のことができたのは大きなことだと思います。笑顔でオープンデスク生の私にも家を建てる楽しみや住み始めてから行きたい所などを話して頂き、実際にコミュニケーションをとる大切さを知ることができました。お施主さんと設計側がコミュニケーションを多くとり、疎通ができるほど良い住宅ができるのではと思いました。
今回マニエラでオープンデスクに参加したのは自分が将来建築のどの分野で働きたいかを定めたい、という想いからでした。私が思っていた以上に人と人の繋がりが強く、細かく、大変な仕事だなと感じました。オープンデスク生として少しでもデザイン事務所で感じること、できることを基準とし、これからの選択に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。,