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現場監理 -材料検査 鉄骨編-

マニエラでは、工事中いくつかのチェックポイントを設けて、その都度検査・確認を行っています。

今日はその一例をご紹介したいと思います。

 

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写真は、現在西宮にて工事中の戸建住宅の材料検査状況です。

検査は、構造設計をお願いしている構造家と一緒に行います。

今回は鉄骨造ということで、鉄工所さんに来ていますが、木造の場合はプレカット工場(木材加工工場)に行くことになります。

 

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鉄骨造の場合、溶接が重要なポイントになるため、まず溶接作業を開始する初日に検査に行きました。

作業手順や材料の確認、職人さんに腕などを見ていきます。

 

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次に、溶接作業が大方終了した3週間後、改めて検査に行きます。

ここでは、溶接が適切に行われているか1つ1つ確認していきます。

 

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確認は目視と共に、専用の超音波検査器で、溶接の中に空気が入っていないかなどを見ていきます。

 

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また、溶接の確認だけではなく検寸(サイズや長さの確認)や、ジョイント部分にサビが十分発生しているかの確認(わざとサビさせて、摩擦が起こる様にする)も一緒に行います。

 

今回の検査では、問題なく合格となりました。

ただし、不具合がある場合は是正や取替えを指示することもあります。

 

以上のような感じで、工事期間中も設計通り進んでいるのかをチェックして、

安心して過ごしてもらえる空間づくりに努めています。

 

シンガポール建築(3)

学生の建築旅行とは違って、ディテール部分が気になってしまいます(笑)

天井照明も一手間加え、器具が見えないよう工夫してえいたり、機械の点検口がわからないように納められていたり・・・・普段の設計活動にも活かしていければと思いました。

 

もちろん、建築だけでなくホーカーズ(屋台村)にも寄り、地元の料理&お酒も堪能。

地ビールのタイガー、ラッフルズ、バロンで宴会も。バロンのエクストラはアルコール度11.8%。なかなか飲み慣れない味でした(笑)

2日間での総歩行距離約5万歩。距離にして約40km。

十分すぎるほど頭と体を動かした、充実した2日間でした。

 (written by : T.Adachi)

シンガポール建築(2)

2/3(日) 2日目

自由行動。シンガポール中心街を各自が自由に探訪。

ラサール・アート・カレッジ → マリーナ・ベイ・サンズ → アート・サイエンス・ミュージアム → ガーデン・バイ・ザ・ベイ → パークロイヤル・オン・ピッカリング などなど

 

大きな外観に何本もの亀裂が入ったようなデザイン。内部は・・・

内部こんな総ガラス張りの斬新なもの。中と外の印象がまったく異なる印象的な建物でした。

シンガポールを代表する風景。曇り空が残念です・・・。

貝殻の形をした巨大な温室空間。放射状に延びる構造材によってのみ支持されていました。

 

 

等高線のような層が重なった外観をもつホテル。層の段差を利用して植栽が配されていました

(written by : T.Adachi)

シンガポール建築(1)

2/2~4まで社員旅行に行ってきました。

場所はシンガポール。東京23区程の広さがある国の建築を2日間で見てまわりました。

 

2/2(土) 初日

早朝、シンガポール チャンギ空港に到着。バスで中心街以外の建築を見てまわりました。

ビシャン公共図書館 → 南洋理工大学芸術部等 → インターレース(工事中) → リフレクションズ・アット・ケッペル・ベイ → ヘンダーソン・ウェーブ  などなど

 

カラーガラスが印象的で、開館前から行列ができる人気の公共図書館でした。

大きな積み木のような大規模集合住宅プロジェクト。内部がどうなっているのか気になります。

複雑な形態と共に屋上緑化・水盤が印象的な大学の施設。

 

建物が湾曲した集合住宅群。ガラスとアルミパネルがフラットに納められ、見る角度によって様々な表情をみせてくれます。

リフレクションズの敷地内にあった施設。銅板で屋根と外壁が一体的に仕上げら、出隅もキレイに納められていました。

 

 

うねる様なデザインの歩行者専用橋。デッキの固定方法にも一工夫されていました。

 (written by : T.Adachi)