カテゴリー別アーカイブ: スタッフ

2018 納涼会 !

残暑お見舞い申し上げます。

朝夕には吹く風に秋の気配が感じられる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
本日は8月の最後の日、毎年の恒例行事となっている納涼会のおはなし。

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ちょうど、学生の方が夏休みを利用してオープンデスク(インターンシップ)に来ており
模型製作や現場見学など事務所の仕事をいろいろと経験しています。

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学生のみなさんとゲストの方々といっしょに賑やかな談笑のひとときを過ごしました。

ひととおりの食事やお酒、歓談をお楽しんだ後は、学生たちの学校での課題作品発表会です!

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学生たちは自らの作品についてプレゼンテーションをし、大江を含め事務所のスタッフ共々
あ~でもない、こ~でもないと講評をしていきます。

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学生たちの若いパワーを感じつつ、学生たちも学校では学べないことを感じてもらえたら
うれしいですね。

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今年もまた、ひと夏の思い出に・・・。

KHギャラリー芦屋

近頃めっきり寒くなり、あたたかいコーヒーがおいしい季節になってまいりました。コーヒーの飲みすぎですぐ胃をやられてしまうのについつい飲んでしまいます。

みなさまもコーヒーの飲みすぎにはご注意を!!

さて、わたしのコーヒー事情はさておき・・・

先日、機会があり安藤忠雄氏の設計した小篠邸に見学に行きました。

ちなみに今は「KHギャラリー芦屋」と名前が変わっています。

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阪急芦屋川駅よりバスで30分ほど気持ちのよい景色を眺めながら揺られていると最寄のバス停に到着します。そこからは徒歩で階段を上がり、到着です。

ちなみに、この小篠邸は竣工以降に二度増築をしているそうです。スタッフさんに聞くと「住みにくかったんだと思います。」と苦笑いで答えてくれました。

スタッフさんからそんな発言が出るとは思いませんでした。笑

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中に入ると「光と影」の建築を実感させられます。

私が安藤建築で一番「上手いなぁ」と感じるのは、やはり「光」の取り入れ方ですね。光の取り入れ方1つで空間にメリハリが生まれます。

コンクリートの「緊張感」と窓から見える周囲の緑の「安堵感」の対比がとても心地よく感じます。

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ところでみなさまは、和室は好きでしょうか?

わたしは大好きです。いつか自分だけの落ち着く和室をつくってみたいです。

KHギャラリー芦屋の見学は5月から11月までなので今年はもう見学できませんが、来年も見学会があるみたいなので、興味のある方は是非一度「光と影」の安藤建築を堪能してみて下さい。

 

 

おさんぽ。

めっきり寒くなってきました。
気づけば今年ももう残すところあとわずかなんですね。
1年があっという間に過ぎていくように感じる今日この頃。
そうだ、もう少ししたら年賀状の準備をしなくては。

ぷらぷらと。目的があるようなないような。気が向く方向へ気が向くままに。
ゆるーいお散歩が好きなSTAFF Hです。

今日は散歩×風景の他愛無い写真でも載っけてみようかと思います。

@SHIKOKU編

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今年の春、ふっと思い立って四国の四万十市に行ってきました。
1泊3日?弾丸四国ぐるっとTrip
念願の、初・沈下橋に少々感動。

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四万十川沿いにどんどんと北上していくと、

あっちもこっちも沈下橋。沈下橋。沈下橋。橋。。

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こんなにいっぱいあるもんなんですね。

ふむ。                                    もう満足。

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春だな。にゃーこ。
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看板に棚田、あっち↑って書いてあったので、行ってみた。
後から本を見ていたら、棚田100選にも載ってるものでした。水がある時期はもっときれいなんだろうな。
いつか山口の棚田に行ってみたいと企み中。

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内子の町。
小さな町ですが、とても素敵な所でした。

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路地が好き。

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写真を撮るのがうまくないので、この雰囲気を切り取って伝えられないのが残念。
通りのガラス越しに覗き込んだこのおうち、陰影が印象的で、 どきっ。 としました。

家の中を覗き込んでる様子は怪しさ満開ですが。
(一応空き家ですので。。周りに人居なかったですし。)

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内子座。
近くの学生さんたちが、なにやら舞台の上で熱心に練習をしてました。
客席に腰掛けて、しばらく眺めてました。
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道後温泉へ。初。
千と千尋だーと思いながら入浴。

うーん。
女風呂はひとが多すぎて、まさに壮絶芋洗い状態でした。
観光地すごい。。

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芋 いも
いーもん。                              ちょっとかわいい。

おいしいものもいっぱいの四国旅でした。
なんといってもたまたま通りかかったところの日曜市は最高でした!
野菜も果物もおいしいし、焼き鳥もおいしいし、謎の工芸品もおもしろいし。
神戸ナンバーの私の車を見て、「神戸からきたん!持ってき!」と、おまけをたくさんくれたり。
ひとのあたたかさで心もほっこりです。

さて次はどこへ行こうかな・・・。

 

なんだか建築っ気がないので、お気に入りを最後に。
シルバーグレイの外壁が風景に馴染みながらも存在感を放っていました。

時が経てば経つほどに、味わい深くなっていき、
時が経っていることをきちんと感じることができる。
いつまでも変わらないものも良いかもしれません、
ただ、変わっていくことを愉しめることは素敵だと思います。

思わず手を伸ばして触ってしまうような、美しさがありました。
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駿府教会@SHIZUOKA

日常の風景

何気ない日常・・・

気にも留めないその風景が

かけがえのない時間であったことに気付く

変わっていくもの・・変わらないもの・・・

確かにあったその風景を

この先の自分はどう思うだろう。

 

  • 終電が去った最寄駅
~君、時というものは、 それぞれの人間によって、 それぞれの速さで走るものなのだよ。~

 

  •  地元の夕焼け

     思えば、守れない約束ばかりだった。

     会いたい人と会えない人。

     風の便りは、いつも風向き次第。

     どうか、タイムマシンが発明されませんように。

     目を閉じるだけで、十分です。

     

  • ヨドバシカメラ梅田本店

      ~明るいときに見えないものが暗闇では見える。~

        ~目を閉じればすなわち見え目を開けば即ち失う~

 

  • あくびする犬

    ~よき人生には三つの要素がある。学ぶこと、稼ぐこと、そしてあくびをすること。~

 

  • すました犬 

                           ~ 俺はいいけどYAZAWAが何て言うかな?~

 

  •  桜   

                   ~儚いもの・・・美しいもの・・~

           ~世の中は美しい。それを見る目を持っていればね。~

  •  夜のドライブ

                     ~圧倒的悦楽~

 

  •  雑踏

     ~速度は自分流 疲れたら止まればいいさ それも自分流 それが矢沢の生き方~

 

 

 

 

最近おいしかったもの

水道水でお米を炊くと激怒するマニエラ建築設計事務所の

海原雄山ことスタッフのMです。

嘘です。そんなにこだわりはないです。

最近おいしかったものを紹介します。

仕事の合間に和菓子を食べると心が落ち着きます。

暑い夏には冷たいものですが、利休もびっくり玉露のソフトクリームです。

洋菓子も事務所付近にはおいしい店が多いです。

確認申請を出しにいった日はご褒美に淡路島バーガーを

B級グルメつながりで富士宮焼きそばもおいしかったです。

晴れた日にはピクニックに行きます。

おいしい珈琲とキッシュがあればいうことありません。


カプチーノもあればいうことありません。
西宮近辺はおいしいお店が多いので、是非ともお越しくださいませ~

雲の上のホテル

 

 

先日里帰りした際に高知県梼原町に行ってきました。

梼原町は全国に13しかない環境モデル都市に選定されています。

その取り組みの一つとして建てられたのが建築家、隈研吾設計の「雲の上のホテル」です。

 

山道を進むと突然姿を現します。

まわりになにもなく、存在感はありますが自然に溶け込んでいます。

 

併設されたギャラリーと温泉を繋ぐ渡り廊下。

 

渡り廊下とは思えないくらい贅沢に木を使っています。

 

 

残念ながら今回は宿泊はできなかったので、外からの見学しかできませんでしたが

お腹はしっかり満たされてきました。

高知名物カツオのたたき。

棚田を模した水盤越しに風景を眺めながら食事が楽しめます。

次回は宿泊で利用してみたいです。

 

皆さんも高知にお立ち寄りの際は是非!

投入堂

 

三朝の三徳山三佛寺・投入堂に行ってきました。

三徳山は神・仏の宿る霊山。石鎚山(愛媛)・吉野山(奈良)とならぶ修行の場として有名で、慶雲3年(706年)に開山したと言われています。
その昔、修行者が蓮の花びらを、「この花びらを、神仏にゆかりのあるところへおとしてください。」と空に投げたところ、先の3つの山に舞い降りたため、そこに順にお堂を造っていったそうです。その最後が三徳山で、修行者が麓にお堂を造りました。そして、それを法力で手のひらに乗るほどに小さくして、大きな掛け声と共に断崖絶壁にある岩窟に投入れたと伝えられています。「投入堂」の名はこの事に由来します。 その他も、重文や国宝のお堂も幾つかあり、建立はそれぞれ平安時代後期及び室町時代・江戸時代後期とされています。 厳しい自然に身をおいて、悟りを開くために敢えて危険な場所に建立したお堂なので、参拝にも登山を要することで有名です。行く前に基本部分をざっくり調べただけだったので、受付で説明を聞いた時は驚きました。

と言うのも、以前からの入山時に靴のチェック(許可されなかったら受付で売ってる草鞋を購入しないとダメ)や、入山届の提出・雨天時は入山不可などの約束事があり、加えて、ここ数年連続で死者もでているらしく、警察から「一人での参拝は禁止」という指導がでて、お寺への参拝にしてはかなり厳しめの内容だったからです。

 結局、履いてた靴が許可されず500円で草鞋を購入。出鼻を挫かれ、裸足に草鞋スタイルで出発しました。・・・が、出発してすぐに、考えがあまかったことに気がつきました。

 途中、鎖やロープを頼りに崖を上る場所があるという事は知っていましたが、数もレベルも予想以上で、一歩間違えば大怪我しそうなところばかり。崖下へ転落なんかしようものなら間違いなく即死するはず。けれど、柵はなく、たまに命綱がある程度の安全対策もある意味すごかったです。 修行の意味が込められての事なので参拝者としては楽しいけれど、都会に住んでる者にはアナクロニズムな感覚をおぼえました。 

 草鞋に関しては、雨上がりとあって通常よりスリッピーな地面に足を取られていた靴の人たちを余所に、岩の上や木の根の上もモノともせずで、かなり威力を発揮!先人の知恵と道具の素晴らしさに感動・感心でした。 そんなこんなで、途中の崖っぷちに建つ文殊堂や地蔵堂に立ち寄り、「まさに絶景」を堪能して、最後に参拝者を待つ投入堂と納経堂へ。

 直線距離にすると麓から僅か500m程度ですが、道中を考えると充実感・達成感が結構ありました。それに、冒頭の伝説はホントの話じゃないかと思うくらい、どうやってあの場所に建てたのか不思議で、ここでも先人の知恵と忍耐に驚嘆せずにはいられませんでした。

 この日は、驚きと感動の充実した一日を堪能できました。行った事がある誰に聞いてもいい感想しか聞いたことのない、かなりお勧めのスポットです。

個人的にも、関西からだと日帰りで十分いける距離なので、近いうちにまた行きたいと思っています。